組織の管理(会社のアカウント)
会社のご契約(Enterprise)では、会社が物件をまとめて管理します。会社のメンバー(担当者など)と、会社の物件と、会社の単価表を、「設定 → 組織の管理」で管理します。オーナーと組織管理者は、操作の記録の確認と、利用の制限(接続元の制限・公開共有の禁止)の設定もできます。「組織の管理」は、会社のメンバーの方にだけ表示されます。
会社の役割
| 役割 | できること |
|---|---|
| オーナー | 会社のすべての操作(会社のメンバーの招待・役割の変更・外す、物件の登録、担当の割り当て、担当者に見せる物件の設定、単価表の取り込み・取り下げ、操作の記録の確認・書き出し) |
| 組織管理者 | オーナーと同じ操作(オーナーの役割の変更・オーナーを外すことを除く) |
| 担当者 | 割り当てられた物件で、物件の管理者と同じ操作。「組織の管理」は見るだけ |
オーナー・組織管理者は、会社のすべての物件を管理できます。
担当者に見せる物件
「会社のメンバー」のタブの「担当者に見せる物件」で選びます。
- 割り当てた物件だけ(既定):担当者は、割り当てられた物件だけを見られます
- 会社の全物件:担当者は、割り当てられていない物件も見られます(閲覧のみ)
管理組合の役員の方の招待
物件ごとの「設定 → メンバー管理」から、閲覧者として招待します(閲覧者は、会社のご契約の物件だけで選べます)。
- 閲覧者は、計画を見られます(Excel・PDF・総会資料の出力もできます)。計画の保存・新しい計画・削除、共有の設定、AI 診断・取り込みはできません
- 試算を動かしてもらう役員の方は、メンバーとして招待してください
- 物件のメンバーの一覧には、会社のメンバーが会社名の札で表示されます。会社のメンバーでない方には、会社のメンバーのメールアドレスと会社の役割は表示されません
会社のメンバーの招待
「組織の管理 → 会社のメンバー」で、メールアドレスと役割(担当者/組織管理者)を指定して招待します。招待の有効期限は7日間です。
ファイルでまとめて招待
「ファイルでまとめて招待(Excel・CSV)」から、ひな形(Excel)をダウンロードして使えます。
- 1行目に「メールアドレス」「役割」の見出しを置きます。役割は「担当者」か「組織管理者」(空なら担当者)
- Excel(.xlsx)と CSV(UTF-8・Shift_JIS)を読み込めます。1ファイル300行・4MBまで
- 読み込むと、送る前に確かめの一覧が出ます(「直してください」「招待しない」「招待する」)。担当者の上限を超える時は、上の行から上限まで招待します
会社から外す
会社のメンバーを外すと、担当の割り当ても外れます。その方が物件のメンバーとしても参加している時は、物件からも一緒に外すかを選べます。会社の最後のオーナーは外せません。
会社の物件
「組織の管理 → 会社の物件」に、会社の物件の一覧が出ます。物件名・都道府県・市区町村・担当者・計画の有無・役員(閲覧者)の有無で絞り込み、並べ替えができます(50件ずつ表示)。「担当を変える」から担当者を割り当てます。担当者を割り当てていない物件は、担当者の列に「(担当者なし)」と出ます。オーナー・組織管理者は、担当の割り当てに関係なく会社のすべての物件を管理できます。
物件の登録
「新しい物件を追加」で1件ずつ、または「ファイルでまとめて登録(Excel・CSV)」でまとめて登録します。
- ひな形(Excel)の1行目に「物件名」「都道府県」「市区町村」「所在地」の見出しを置きます。必須は物件名だけです
- 都道府県は「東京都」の形、市区町村は都道府県の中の名前で書きます。政令指定都市は区まで書きます(例:横浜市港北区)。ひな形の2枚目に、都道府県と市区町村の一覧があります
- 会社にすでにある物件と同じ名前の物件は、登録しません
- ご契約の物件の枠を超える分は登録しません。枠の追加は、info@solcube.jp へお申し付けください
会社の単価表
「組織の管理 → 会社の単価表」で、貴社の工事項目ごとの単価の表を登録します。表は改定日ごとの「版」として保存され、新しい版を取り込んでも前の版は残ります。単価表の取り込みと取り下げは、オーナーと組織管理者ができます。担当者は、表を見ることと書き出すことができます。管理組合の役員の方(閲覧者)には表示されません。
書式
「ひな形(Excel)をダウンロード」から、共通の書式のひな形を使えます。
| 見出し | 必須 | 書き方 |
|---|---|---|
| 項目コード | ○ | 各行に付ける記号(英数字と「-」「_」。20文字まで)。改定の時に、前の版の同じ行を探す手がかりになります |
| 地域の区分 | ○ | 例:首都圏 |
| 標準様式の項目 | ○ | 国土交通省の長期修繕計画標準様式の推定修繕工事項目の番号(1〜19)か、その項目名 |
| 部位・工種・工事内容 | ○ | 文で書きます |
| 仕様・対象部位等・工事区分・備考 | 文で書きます | |
| 単位 | ○ | ㎡・m・ヶ所・基・台・戸・式 のどれか |
| 単価(円) | ○ | 円の整数(千円・万円の単位は使えません) |
| 周期(年) | 1〜100の整数。周期の無い項目は空 | |
| 数量の基準 | ひな形の「書き方」のシートの一覧から選びます |
- 1行が、1つの工事項目の1つの地域の区分の単価です。「項目コード」と「地域の区分」の組は、ファイルの中で重ならないようにします
- 見出しの文字は変えないでください。列の順は入れ替えてもかまいません
- ひな形の記入例の行(項目コードが「例」で始まる行)は、消してから記入します
- Excel(.xlsx・最初のシート)と CSV(UTF-8・Shift_JIS)を読み込めます。1つのファイルが1つの版になります(5,000行まで)
- ファイルは画面の中で読み取り、ファイルそのものは保存しません。AI には送りません
取り込む
「単価表を取り込む(Excel・CSV)」で、改定日(この版を使い始める日)・諸経費・消費税の扱いを選んでから、ファイルを選びます。改定日は、いまある版の改定日より後の日にします。
ファイルを読むと、取り込む前に確かめの画面が出ます。
- 前の版と比べて、増える行・消える行・単価が変わる行・単価のほかが変わる行の件数と一覧
- 前の版から10倍以上・10分の1以下になる単価と、単位が変わる行(取り込む前に「内容を確かめました」に印を付けます)
- はじめての版と増える行は、当方の標準の単価と比べて桁が違うほど小さい・大きい単価を、目安として表示します(取り込むことはできます)
- 「直してください」の行が1行でもあると、その版は取り込めません。行の番号と理由が出るので、ファイルを直して読み込み直してください。隠した行も「直してください」になります
版の一覧
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 使用中 | 改定日が今日以前の版のうち、いちばん新しい版 |
| 予定 | 改定日が先の版。その日から使用中になります |
| 前の版 | 使用中より前の版 |
| 取り下げ | 取り下げた版(表を見ることはできます) |
- 「表を見る」で、地域の区分・標準様式の項目で絞り込んだり、項目コードや工事内容で探したりできます
- 「書き出す」で、その版を Excel に書き出せます。書き出したファイルを直して、そのまま次の版として取り込めます
- 誤った版は「取り下げる」で使われないようにできます(使用中と予定の版だけ)。取り下げた版の中身は残ります
修繕計画に使う
使用中の版は、会社の物件のシミュレーション画面の「会社の単価表から作る」で、修繕計画の工事項目を作るのに使えます。詳しくはシミュレーション機能をご覧ください。版を取り下げても、既に作った計画の金額は変わりません。
ご契約の内容を確かめる
会社の物件を開いて「設定 → 契約・支払い」を開くと、会社のオーナーと組織管理者には「ご契約の内容」が表示されます。
- 会社の物件:登録している物件の数と、ご契約の枠
- 担当者:会社のメンバー(オーナー・組織管理者を含む)と招待中の方の数と、上限。物件ごとに招待した方(管理組合の役員の方など)は数えません
- AI修繕計画診断・AI取り込み(Excel・PDF):1か月に使える回数。会社の物件すべての合計で、毎月1日にリセットされます。ご契約で使わないことにしている場合は「ご利用いただけません」と表示されます
- ご契約の期間:期間を定めている場合の、終わりの日
担当者と、物件ごとに招待した方には、ご契約の内容は表示されません。「この物件は、〇〇のご契約でご利用中です。ご契約の内容は、〇〇にご確認ください。」の案内だけが表示されます(〇〇は会社名)。ご契約の内容の変更は、info@solcube.jp へお申し付けください。
「組織の管理」でも、ご契約の物件の枠と物件の数、担当者の数と上限は、会社のオーナーと組織管理者にだけ表示されます。担当者には、会社名・ご契約の期間・会社のメンバーの一覧・会社の物件の一覧・会社の単価表が表示されます。
操作の記録
「組織の管理 → 操作の記録」で、会社の物件と会社のアカウント(会社の設定・メンバーなど)で行われた操作と、会社のメンバーのログイン等の記録を確認し、CSV で書き出せます。見られるのは、オーナーと組織管理者だけです(担当者には表示されません)。
記録する内容
- 操作した人のメールアドレス、操作の日時・種類・対象(物件・計画など)、接続元の IP アドレスを記録します。メールアドレスは、操作した時のものです。
- 画面と CSV には、操作した人の氏名も表示します。氏名は記録せず、表示・書き出しの時点でその方がプロフィールに登録している氏名を添えます。氏名を登録していない方・退会した方は空欄です。
- 画面の閲覧は記録しません。会社のメンバーが会社の物件以外の物件で行った操作も記録しません。
記録する操作
| 区分 | 操作 |
|---|---|
| ログインとアカウント | ログイン・メールアドレスの変更・パスワードの変更・アバター画像の設定・アバター画像の削除 |
| 会社 | メンバーの招待・招待の再送・招待の取り消し・メンバーの参加・メンバーの削除・退会・役割の変更・担当の割り当ての変更・会社の設定の変更 |
| 物件とメンバー | 物件の追加・物件の削除・物件への招待・物件への招待の取り消し・物件への参加・物件のメンバーの削除・物件の役割の変更 |
| 計画とデータ | 計画の作成・計画の保存・計画の名前の変更・計画の削除・データの取り込み・データの出力・住戸の一覧の保存・住戸の一覧の消去・AI修繕計画診断の利用 |
| 公開共有 | 公開共有の開始・公開共有の停止・公開共有のリンクの作り直し |
| 単価表 | 単価表の取り込み・単価表の取り下げ |
| 操作の記録 | 操作の記録の書き出し |
| 運営 | 運営の操作(SOLCUBE がご依頼を受けて行った、ご契約の期間の変更など) |
操作した人の札
| 札 | 意味 |
|---|---|
| 会社のメンバー | 会社のオーナー・組織管理者・担当者 |
| 招待された人 | 会社のメンバーではなく、会社の物件に招待されて参加している方(管理組合の役員の方など) |
| 運営 | SOLCUBE(操作した人の欄は「SOLCUBE」と表示します) |
表示されるのは同意の後の操作から
会社のメンバーと招待された人には、参加する時(記録を始める前から参加している方は、次に SOLCUBE Cloud を開いた時)に、操作の記録について同意をいただきます。この画面に表示されるのは、その方が同意した後の操作からです。同意する時のログインと、招待で参加した時の「メンバーの参加」「物件への参加」の記録は表示されません。
オーナーと組織管理者も、その会社の操作の記録に同意するまでは、組織の管理での変更(会社のメンバーの招待・役割の変更・外す、担当の割り当て、担当者に見せる物件の設定、物件の登録、単価表の取り込み・取り下げ)と、操作の記録の確認・書き出しができません。組織の管理を見ることはできます。同意の文が改まった時は、同意し直すまで同じです。
接続元(IP アドレス)
- ログインの行の接続元は、ログインの後に最初に SOLCUBE Cloud を開いた時のものです(「ログイン後の最初の接続元」と表示します)。SOLCUBE Cloud を開く前に終わったログインは「不明」と表示します。
- メールアドレスとパスワードの変更は、接続元を記録していません(「—」と表示します)。
絞り込みと書き出し
- 期間(はじめは今日までの30日)・操作した人・操作・物件で絞り込めます。新しい順に50件ずつ表示します。「クリア」で条件を戻します。
- 「操作した人」と「物件」は、記録に出てくる方と物件から選べます。退会した方と削除した物件も選べます。
- 「CSV で書き出す」で、絞り込んだ結果をすべて書き出せます(Excel で開けます)。1回に書き出せるのは1万件までです。超える時は、期間などで絞り込んでから書き出してください。
- 書き出したことも、操作の記録に残ります。
保存期間
記録した日から1年間保存し、その後、毎月まとめて削除します(削除されるまでの期間は最長で13か月程度です)。退会した方の記録と削除した物件の記録も、この期間が過ぎるまで残ります。
操作の記録への同意(会社のメンバー・招待された方へ)
- 会社への招待と、会社の物件への招待を受ける画面に、操作の記録についての説明が出ます。「同意して参加する」で参加します。
- 記録を始める前から参加している方には、次に SOLCUBE Cloud を開いた時に「操作の記録についてのご確認」の窓が出ます。「同意して続ける」を押すと、その会社の物件を使えます。
- 「あとで」を押すと、同意するまでその会社の物件は表示されません。画面の上に「〇〇の物件は操作の記録への同意後にご利用いただけます。」(オーナーと組織管理者には「〇〇の物件と組織の管理での変更は操作の記録への同意後にご利用いただけます。」)と出るので、「確認する」から同意できます。会社の物件ではない物件は、これまでどおり使えます。
- オーナーと組織管理者は、同意するまで組織の管理での変更と操作の記録の確認ができません(「この操作は、操作の記録への同意後にご利用いただけます。」と表示されます)。画面の上の「確認する」から同意してください。
- 詳しくはプライバシーポリシーの第5条第2項をご覧ください。
利用の制限
オーナーと組織管理者は、「設定 → 組織の管理 → 利用の制限」で、会社の物件を使える場所と、会社の物件の計画を外へ出せるかを決められます。設定を変えたことは、操作の記録に「会社の設定の変更」として残ります。操作の記録に同意した後、ご契約の期間の中で変更できます。
接続元の制限
会社のメンバー(オーナー・組織管理者・担当者)が、会社の物件と組織の管理の画面を使える接続元(IP アドレス)を、貴社のネットワークに限ります。最初は制限しない設定になっています。
- 掛かる方: 会社のメンバーの方。会社の物件に直接招待されている会社のメンバーの方も含みます。
- 掛からない方・掛からないもの: 会社のメンバーでない方(管理組合の役員の方など)、会社のメンバーの方の個人の物件、プロフィールなどのアカウントの設定、公開共有のリンク(ログインなしで見られるリンク。止める時は下の「公開共有」をお使いください)。
- 登録の仕方: 1つの番号(例: 203.0.113.5)か、範囲(例: 203.0.113.0/24)で、50件まで登録できます。社内のネットワークの内側の番号(192.168.・10. などで始まるもの)と、広すぎる範囲(すべての接続元・IPv4 の /8 より広い範囲・IPv6 の /16 より広い範囲)は登録できません。
- IPv6: 端末ごとに番号が変わることがあるため、範囲(例: 2001:db8:1200::/48)で登録してください。IPv4 と IPv6 の両方で接続するネットワークでは、両方を登録してください。
- 締め出しを防ぐ確かめ: いまお使いの接続元が許可の範囲に入らない設定(制限を有効にする・範囲を外す)は、保存できません。
- チーム共有のリンク: 会社のメンバーの方がチーム共有のリンク(ログインして見る共有)を開く時にも、この制限が掛かります。
- 範囲の外から使った時: 会社の物件と組織の管理の画面は開けず、「この接続元からは利用できません」と表示されます。物件の切り替えでは、使えない物件に「接続元の制限」の札が付き、選べません。ダッシュボードには、表示していない物件の件数を1行で出します。社内のネットワークから接続するか、貴社の組織管理者へお問い合わせください。
- 組織管理者の方も締め出された時: 貴社のオーナーまたは組織管理者の方から SOLCUBE へご依頼ください。ご本人の確認の後、制限を解除します(解除したことは、操作の記録に「SOLCUBE(運営)」の操作として残ります)。
公開共有
会社の物件の計画を、公開共有(ログインなしで見られるリンク)で外へ出せるかを決めます。会社のアカウントを作った時は、禁止になっています。 使う時は、オーナーまたは組織管理者が「会社の物件の公開共有を禁止する」を外してください。
- 禁止の間は、会社の物件で新しく公開することはできません。計画の画面の公開共有のボタンは押せなくなります。
- 禁止にした時に公開中だった計画のリンクは、禁止の間は開けません(開いた方には「この計画の公開は、停止されています」と表示されます。共有ページからの PDF も作れません)。禁止をやめると、同じリンクで再び見られるようになります。
- チーム共有(会社のメンバーと招待された方が、ログインして見る共有)は変わりません。
- 会社のメンバーの方が持つ個人の物件は、この設定の対象外です。
ご契約の期間が終わった時
会社のご契約の期間が終わると、会社の物件と会社の単価表は閲覧のみになります(画面の上に案内が出ます)。会社の物件の公開共有のリンクは、契約の期間が終わった翌日から表示されなくなります。
操作の記録は、表示も書き出しもできなくなります。保存期間の間に記録が必要な時は、SOLCUBE へお問い合わせください。
