建物基本情報

チーム(物件)ごとに建物の基本情報を登録できます。登録した情報はシミュレーションのパラメーターに自動的に反映されます。


設定場所

「設定 → 物件(チーム)設定」ページで建物基本情報を登録・編集できます。

建物基本情報を編集できるのは Owner または Admin の権限を持つメンバーのみです。Member 権限のメンバーは閲覧のみ可能です。


入力項目

簡易入力(基本9項目)

項目説明
計画作成者計画の実務的な作成者(管理会社・建築士事務所・マンション管理士等)
所在地マンションの住所
都道府県(地域係数)物件の所在都道府県。選択すると労務費水準に応じた地域係数(全国平均=1.000)を標準データ生成時に自動適用。出典は国交省「公共工事設計労務単価」
竣工年建物の竣工年(西暦)
総戸数住戸の総数
総専有面積全住戸の専有面積の合計(m²)
建物階数地上階数
建物構造RC(鉄筋コンクリート)/ SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)/ S(鉄骨)/ その他
直近の大規模修繕年最後に大規模修繕工事を実施した年(西暦)

詳細入力(追加15項目)

「詳細項目を表示」トグルを ON にすると、国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」様式第1号に準拠した詳細項目を入力できます。

項目選択肢
地下階数数値
棟数数値
敷地面積
建築面積
延床面積
用途住居専用 / 複合用途(店舗等)
エレベーター台数数値
機械式駐車場(台数・型式)2段式 / 多段式 / タワー式
給水方式直結直圧 / 直結増圧 / 受水槽+重力 / 受水槽+加圧
給排水管更新スコープ共用部のみ / 専有内含む全面更新
窓サッシ更新の計上標準(36年周期で計上) / 計上しない
屋上防水アスファルト防水 / シート防水 / 塗膜防水
外壁仕上げタイル / 吹付けタイル / 塗装
ガス設備あり / なし
排水設備汚水・雑排水管 等
受変電設備あり / なし
TV共聴・通信設備あり / なし

給排水管更新スコープは、標準データ生成時の給水管・排水管の費用範囲を決めます。「共用部のみ」は縦管等の共用配管を対象、「専有内含む全面更新」は各住戸内の枝管まで含む全面更新を想定します。専有部の配管を修繕積立金で更新するには、標準管理規約 第21条第2項に基づき管理規約に定めがあることが前提です。未設定時は「共用部のみ」で計算します。

窓サッシ更新の計上は、標準データ生成で「窓サッシ更新工事」(カバー工法による本体更新・36年周期)を計上するかを決めます。国土交通省ガイドライン(様式第3-2号)は取替周期34〜38年を目安とし、3回目の大規模修繕頃に本体更新するのが標準的なモデルです。断熱サッシ改修は先進的窓リノベ事業等の補助金を前提に任意で実施する組合も多いため、近年カバー工法済みの場合や見送る場合は「計上しない」を選べます。未設定時は「標準(計上)」で計算します。

関係者情報

「関係者情報」セクションでは、管理組合や関連会社の情報を登録できます。Excel出力の様式第1号(建物概要)に反映されます。

項目説明
管理組合名管理組合の正式名称(物件名とは別)
理事長名(管理者等)管理組合の理事長または管理者の氏名
管理形態全部委託 / 一部委託 / 自主管理
分譲会社分譲時のデベロッパー名
施工会社建物の施工会社名
設計監理事務所設計・監理を担当した事務所名
管理会社現在の管理委託先の会社名

すべての項目は任意入力です。わかる範囲で入力するだけで、シミュレーションの精度が向上し、Excel出力の完成度が高まります。


シミュレーションへの反映

建物基本情報に登録した値は、ダッシュボードのパラメーター設定に自動的に反映されます。

  • 登録済みの項目はダッシュボード上で 読み取り専用 として表示されます
  • 未登録の項目は従来どおりダッシュボードで自由に編集できます
  • 「計画開始年」と「シミュレーション期間」は常にプロジェクトレベルの設定が優先されます

建物基本情報を変更した場合、次回プロジェクトを読み込む際に最新の値が反映されます。

最終更新: 2026-07-10