シミュレーション機能

SOLCUBE Cloud のメイン機能であるシミュレーターについて説明します。画面の左側パネルでパラメーターを設定すると、右側のグラフがリアルタイムに更新されます。


画面の案内

初めてシミュレーターを開いた時に、画面の見方を5つの手順で案内します(3分ほど)。最初に見る4つの数字・グラフ・修繕積立金 改定プラン(値を入れて結果の変化を見ます)・支出予定項目・保存の順です。

  • 案内は、どの手順でも右上の×か Esc キーで終えられます。
  • 右上の「?」の「画面の案内をもう一度見る」から、いつでも見直せます。
  • 案内は、パソコンの幅の画面で表示します。スマートフォンの幅では、ご利用ガイドへの案内だけを表示します。
  • 最後まで見たか、途中で終えたかの記録は、お使いのブラウザに残します。別のブラウザ・端末で開くと、もう一度表示されます。

数字のカードの見出しの横の印にマウスを重ねると、その数字の意味を表示します。


パラメーター設定

シミュレーター左側の設定パネルで、以下のパラメーターを調整できます。

基本パラメーター

パラメーター説明
総戸数マンションの住戸数
計画期間シミュレーションの対象期間(年)
計画開始年シミュレーションの起算年
修繕積立金(月額/戸)1戸あたりの月額修繕積立金
現在の修繕積立金残高シミュレーション開始時点の修繕積立金残高

詳細パラメーター

パラメーター説明
インフレ率工事費の年間上昇率(%)
消費税率将来の消費税率
運用利回り修繕積立金の年間運用利回り(%)
段階増額修繕積立金を段階的に増額する設定

チーム設定の「建物基本情報」に値が登録されている項目は、シミュレーターでは読み取り専用として表示されます。変更する場合は「設定 → 物件(チーム)設定」から編集してください。


標準修繕モデルの読み込み

パラメーター設定パネルの下部にある「標準データを生成」ボタンをクリックすると、現在の建物条件(専有面積・築年数など)に基づいて、国交省ガイドラインの考え方に沿った標準的な修繕項目を自動生成できます。

新しいプロジェクトを開いた時点の修繕計画(初期データ)は、この「標準データを生成」を既定の修繕周期で実行した結果と同じ内容です。物件の建物情報(専有面積・戸数・竣工年など)に合わせて作成され、修繕計画を編集するまでは、建物情報を変えると新しい条件で作り直されます。修繕計画を一度でも編集・読み込み・生成した後は、自動では作り直しません。

生成時には、以下の主要な修繕周期を建物の実情に合わせて調整できます。

項目初期値の目安
大規模修繕(外壁・防水)12〜15年周期
給水管・排水管 更新工事25〜30年周期
EVリニューアル25〜30年周期
窓サッシ更新工事34〜45年で調整可(既定36年・目安34〜38年)

この4つの周期は、生成した後でも変えられます。「支出予定項目」の「周期を変更」を開き、周期を選んで置き直すと、対象の項目の実施年が新しい周期の位置に並び直ります。金額・工事名・対象のチェック・根拠メモは残ります(年を手で動かしていた項目も、新しい周期の位置に置き直されます。一部の回を削除していた工事は、削除した回も戻ります)。選んだ周期で計画期間とその後10年のあいだに実施年が来ない項目は計画から無くなるため、置き直す前の確認でお知らせします。対象は、2026年10月7日以降に「標準データを生成」で作成した項目と、同日以降に新しく開いたプロジェクトの初期データです。

窓サッシ更新工事は、国土交通省ガイドライン(様式第3-2号)の取替周期34〜38年に沿って、カバー工法による本体更新を想定した標準項目です。既定では計上され、断熱改修を任意で見送る場合などは物件設定の「窓サッシ更新の計上」で「計上しない」を選べます。築年数が経過した物件でも、次回の大規模修繕に合わせて計画に反映されます。

会社の単価表から修繕項目を作る(会社のご契約)

会社のご契約(Enterprise)の物件では、会社の単価表の使用中の版の単価で、修繕項目を作れます。「標準修繕モデルの読み込み」の「会社の単価表から作る」を押します(会社のメンバーで、計画を編集できる方に表示されます)。使用中の版が無い時は「使える単価表の版がありません」と表示され、作れません。

  1. 使う行を選び、数量と初回の実施年を入れます。数量には建物の情報からの目安が、初回の実施年には候補(大規模修繕の工事は前回の大規模修繕の年から数えた年)が入ります。どちらも直せます。表の「備考」も表示されます
  2. 「次へ(下見)」で、標準様式の項目ごとの件数・実施年・金額を確かめ、「この内容で作る」を押します
  • 作った項目の金額は「数量 × 単価」です。周期のある行は、初回の実施年から周期ごとに、計画の期間の後も「標準データを生成」と同じ年数分まで作ります(後で計画の期間を延ばした時のためです。試算と Excel には計画の期間の中だけが入ります)
  • 単価表が「消費税: 単価に含む」の版は、改定日の時点の税率で割って、消費税を含まない額にします。「諸経費: 単価に含まない」の版は、作る時に選んだ率(既定10%)の諸経費を単価に足します(標準様式の項目18・19には足しません)。地域係数は掛けません
  • 今の修繕計画の工事項目は、作った工事項目に置き換わります。通常修繕・点検の費用はそのまま残ります。工事費上昇率の基準の年は、版の改定日の年になります
  • 作った直後は、画面の下の「元に戻す」で作る前に戻せます(入力欄の外で Ctrl+Z を押しても戻ります)。置き換える前の工事項目は控えておき、後からでも「会社の単価表から作る前に戻す」で戻せます(作った後に直した内容は消えます)。作り直した時も、控えは最初に作る前のものです
  • 作った工事項目の「数量と単価」の窓には、会社の単価表の出典(改定日・地域の区分・項目コード)が出ます。単価を変えると、会社の単価表の単価ではなくなります
  • 単価表の版を取り下げても、既に作った計画の金額は変わりません
  • Excel 出力の様式第4-4号の「数量」「単価」の欄に、会社の単価表から作った工事の数量と単価が出ます。様式第3-1号の算定方法・諸経費の扱いの文も、会社の単価表から作った計画の文になります

建物詳細情報による自動反映

物件設定の「詳細な建物情報」に値が登録されている場合、標準修繕モデルの生成に自動的に反映されます。

設定項目自動反映の内容
エレベーター基数0基の場合はEV関連項目をスキップ。2基以上の場合はコストを基数に応じて算出
機械式駐車場台数1台以上の場合、部品交換(5年周期)と全体更新(25年周期)を自動追加
給水方式受水槽方式の場合、受水槽更新(25年周期)を自動追加。高架水槽方式の場合は高架水槽更新も追加

設定パネルの「詳細な建物情報」セクション(折りたたみ式)で、現在設定されている詳細情報を確認できます。変更する場合は「設定 → 物件(チーム)設定」から編集してください。

初めてシミュレーションを行う場合は、まず「標準データを生成」で修繕計画のベースを作成し、そこから個別の工事時期や費用を調整していく方法がおすすめです。

標準データの単価・費用の根拠

「標準データを生成」で自動計算される費用は、次の考え方に基づく概算のたたき台です。

要素根拠
修繕周期(大規模修繕の間隔など)国土交通省「長期修繕計画作成ガイドライン」の参考値を初期値に採用
地域補正国土交通省「公共工事設計労務単価」をもとにした都道府県別の地域係数で自動補正(物件設定で都道府県を選択)
工事の単価(屋上防水・外壁・鉄部塗装・給排水管・窓サッシなど)大規模修繕工事の一般的な市場相場をもとにした標準値(窓サッシはカバー工法の市場相場ベース)

国土交通省のガイドラインには、工事項目ごとの「円/m²」単価表そのものは掲載されていません。本ツールの単価は市場相場を参考にした標準値であり、算出される総額の水準は同省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン(令和6年)」が示す事例の範囲に収まることを確認しています。

自動生成される費用はあくまで概算です。正確な金額は物件ごとの劣化状況・仕様・数量によって大きく変わるため、正式な計画策定時には設計事務所・施工会社による見積り(3社以上を推奨)を必ず併用してください。

標準データで作成される建物の修繕項目

「標準データを生成」で作成した修繕計画では、大規模修繕の費用を、国土交通省の長期修繕計画標準様式と同じ項目に分けて計上します。

項目内容計上する時期
仮設工事共通仮設・直接仮設(足場等)大規模修繕のとき
屋根防水屋上防水大規模修繕のとき
床防水バルコニー・開放廊下・階段の床防水大規模修繕のとき
外壁塗装等外壁塗装・下地補修・シーリング・タイル補修大規模修繕のとき
鉄部塗装等鉄部塗装大規模修繕のとき、および大規模修繕の間(5〜7年ごと)
  • 標準データの各工事費には、諸経費(現場管理費・一般管理費等)10%を含みます(設備等の工事費も同じです。調査・診断、設計、工事監理等費用と長期修繕計画作成費用には加えていません)。Excel 出力では諸経費を別の行として加算しません
  • 大規模修繕の間の鉄部塗装は、玄関枠・PS扉等を対象に計上します。時期は大規模修繕の周期に合わせて決まります(12年周期なら6年後、15年周期なら5年後と10年後)
  • 共用内部など、標準データで計上しない項目は、総括表と Excel 出力に空欄の行として表示されます。必要な場合は左パネルの「追加」から入力してください

以前に標準データで作成した修繕計画は、そのまま変わりません。大規模修繕が1つの項目にまとまっている計画は、総括表に「大規模修繕工事一式」として表示されます。「標準データを生成」で再生成すると上の項目に分かれますが、現在の修繕計画は置き換えられ、大規模修繕の間の鉄部塗装が加わるぶん総額が増える場合があります。

詳細設定(面積・数量で積算)

生成ダイアログの下部にある「詳細設定(面積・数量で積算)」を展開すると、主要な修繕項目の面積や数量を個別に入力して、より精度の高い工事費を算出できます。

入力項目単位説明
屋上防水面積m²屋上の防水施工面積
外壁面積m²外壁の施工面積
鉄部塗装面積m²手すり・PS扉等の鉄部塗装面積
建具・金物等箇所玄関扉・面格子・網戸・金物等の交換対象数(窓サッシ本体は「窓サッシ更新工事」として別項目で自動計上)

各項目には建物条件に基づく自動推計値が表示されます。面積が分かる項目だけ入力すれば、残りは自動推計で計算される「混合方式」で運用できます。

単価は建物設定(屋上防水仕様・外壁仕上げ)に応じたデフォルト値が自動設定されますが、手動で調整することも可能です。

詳細設定を使用すると、屋上防水・外壁塗装・鉄部塗装・建具・金物等を、入力した数量と単価をもとに「数量×単価」で計算します。


結果表示のタブ切替

シミュレーション結果エリアには3つのタブがあり、目的に応じて表示を切り替えられます。

タブ内容
グラフ収支計画グラフ + KPI 診断(デフォルト表示)
年度別詳細年度ごとの収入・支出・残高の一覧テーブル
総括表国交省様式第4-1号に準じた修繕項目×年次のマトリクス

すべてのタブはリアルタイムに連動しており、左パネルのパラメーター変更が即座に反映されます。

総括表(様式第4-1号)

「総括表」タブでは、修繕計画の全項目を国交省ガイドラインの分類体系(区分・推定修繕工事項目)でグルーピングし、計画期間の各年度に予定されている工事金額(万円単位)をマトリクス形式で表示します。

  • 標準19項目を常に表示: 国土交通省の標準様式の19項目(1 仮設工事 〜 19 長期修繕計画作成費用)を、項目番号付きで同じ順に表示。金額のない項目は空欄の行になります
  • 区分ごとの小計行: 仮設・建築・設備・外構・その他の区分ごとに金額を小計
  • 左パネルとの対応: 左パネル「支出予定項目」の各項目には、総括表で入る区分と項目名が表示されます
  • 合計行: 全項目の年度別合計
  • 横スクロール: 30年分の列を横スクロールで確認可能(項目名は左固定)

金額は税抜表示です。左パネルの「工事費上昇率」が 0% より大きい場合は、各年度の金額にインフレ係数(複利)が適用されます。設定値は表の上部に「工事費上昇率 X% 適用」として表示されます。実際のキャッシュフロー(税込・インフレ込)は「年度別詳細」タブで確認できます。


グラフの見方

シミュレーション結果は、国交省ガイドライン「様式第4-2号(収支計画グラフ)」に基づくグラフで表示されます。

  • 棒グラフ(橙): 年度ごとの修繕工事支出
  • 折れ線(青): 修繕積立金残高の推移
  • 折れ線(緑): 均等積立モデルとの比較

他のプロジェクトと比較

グラフの上の「他のプロジェクトと比較」で、同じ物件の保存済みの計画を選ぶと、2つの計画を上下2段のグラフで見比べられます。

  • 上段(棒グラフ): 年度ごとの単年度支出。2つの計画の棒が同じ年に並びます
  • 下段(折れ線): 修繕積立金残高の推移
  • グラフの上: 2つの計画の推定修繕工事費の合計と、どちらがいくら少ないか

開いている計画は青、比べる計画は橙の斜線の棒と破線で表示します。凡例には計画の名前が出ます。比べている間は、均等積立モデルと累計の線は表示しません(比較を解除すると表示できます)。「総括表」タブでは、年度ごとの支出の差額と、2つの計画の修繕積立金残高を確かめられます。

赤字年度の警告

修繕積立金残高がマイナスになる年度は、グラフ上のマーカーが赤色で表示されます。資金不足が発生する時期を視覚的に確認できます。


修繕積立金の改定の施行の月

改定プランの各段には、開始年に加えて「施行の月」を入れられます(総会で決議した「何年何月分から」)。

  • 物件設定に「決算の月」を入れていると、改定の年の収入を月数で按分します。年度は決算の月の翌月から始まり、年度の名前はその始まりの月の年です。例えば3月決算で2028年1月から改定する時は、2027年度の10か月目からとなり、2027年度は改定前の単価で9か月・改定後の単価で3か月を数えます。
  • 決算の月を入れていない時は、施行の年の1年分を改定後の単価で計算します(施行の月を入れない時と同じです)。改定の年の収入は実際と違うことがあります。
  • 改定の年の結果の表・PDF・収支計画(詳細)の単価は、改定前と改定後の単価を月数で按分した平均です。
  • 総会資料の議案の「何年何月分から」には、施行の月を入れた段はその月を使います。

住戸の一覧の額を新しい計画に入れる

住戸の一覧に修繕積立金の額を登録している物件では、新しいプロジェクトを開いた時・入力内容をリセットした時に、住戸の一覧の額から出した単価が「現在」に入ります(Standard 以上のプラン)。改定後の額と施行の年月を登録していれば、改定の予定の最初の段にも入ります。

  • 住戸以外の区画の面積を物件設定に登録していて、住戸の一覧から区分ごとの単価が出る時は、区分ごとの単価で始まります。
  • 入るのは、修繕積立金の欄と改定の予定にまだ触れていない時だけです。取り込み・AI 診断で作った計画、保存した計画には入りません。
  • 住戸の一覧を後で直しても、保存した計画の単価は変わりません。違う時は、改定プランの下に知らせが出ます。

区分ごとの修繕積立金の単価(住戸以外の区画のある物件)

店舗・事務所・専有部分の駐車場などの区画があり、住戸と別の修繕積立金の単価を定めている物件では、区分ごとに単価と改定の予定を設定できます。

  • 物件設定の「総専有面積のうち住戸以外の区画」に面積を登録すると、左パネルの「修繕積立金 改定プラン」の下に「区分ごとの単価を使う」が表示されます
  • 使い始めた時は、どの区分にもいまの単価と改定の予定が入ります(設定を変えるまで、試算の結果は変わりません)
  • 区分ごとに「現在」の単価と改定の予定を入力できます。住戸だけを改定する・駐車場だけを改定するなど、区分ごとに改定の時期と額を変えられます
  • 住戸の一覧の修繕積立金の額から出した単価と、計画の単価が違う時は、改定プランの下に知らせが出ます。「住戸の一覧の額を入れる」で、区分ごとの現在の単価(専有面積1㎡あたり月額)を入れられます(Standard 以上のプラン)
  • 修繕積立金の収入は、区分ごとに「単価 × 物件設定のその区分の面積」を計算し、足し合わせて出します。住戸の面積は、総専有面積から単価を設定した区分の面積を引いた値です
  • 物件設定に面積を登録していても単価を設定していない区分は、住戸の単価で計算します
  • 単価を設定していても物件設定に面積を登録していない区分は、その単価を試算に使わず、住戸の単価で計算します(総会資料の別紙3 も同じです。画面と出力に知らせが出ます)
  • 住戸と住戸以外の区画で単価の差を新たに設ける・差を変える議案は、規約の定め(費用の負担の割合)によっては規約の変更が必要になります。議案にする前に規約をご確認ください(総会資料を出す時の画面にも表示します)

区分ごとの単価を使う計画では、結果の表・Excel の様式の「㎡当たり」の額は、区分ごとの月額を総専有面積で割った建物全体の平均です。様式第1号・第5号の「戸当たり」の額は、住戸の分の月額を住戸数で割った額です。様式第5号には区分ごとの単価の表が入ります。総会資料(Word)の議案・別紙3 は、区分ごとの単価で計算します。


KPI 診断

シミュレーション結果に基づき、以下の診断指標が自動計算されます。

  • 赤字発生年度: 修繕積立金残高がマイナスになる最初の年度
  • 最小残高: 計画期間中の修繕積立金残高の最小値

修繕積立金 国交省ガイドライン診断

「計画期間全体の修繕積立金の平均額」は、国土交通省「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」の算出式(計画期間当初の修繕積立金の残高+計画期間全体で集める修繕積立金の総額+専用使用料等からの繰入額の総額を、総専有面積と計画期間の月数で割る)で計算し、同ガイドラインの目安と比べます。Excel の様式第5号の ③ と同じ値です。一時金・運用益・借入金は含めません。

住戸以外の区画(店舗など)のある物件では、平均額は住戸以外の区画の分を含む建物全体の額です。ガイドラインの目安は主として区分所有者が自ら居住する住居専用のマンションの事例から算出された値のため、目安との比較は参考としてご覧ください。


修繕計画の編集

年度別の修繕工事計画を直接編集できます。

  • 工事項目の追加・削除
  • 工事時期の変更
  • 概算費用の調整
  • 各項目名の横にあるメモアイコンから、金額の根拠となる一行メモ(例:「A社見積 2026年7月時点」)を残せます。理事会での説明や監事監査の際に、金額の裏付けを示す簡易な記録として使えます(最大100字)

変更はリアルタイムでグラフに反映されます。根拠メモは Excel 出力(様式第4-4号 推定修繕工事費内訳書)の「備考」欄にも反映されます。

数量と単価

各項目名の横にある電卓のアイコンから、工事の数量・単位・単価を入れられます。「この金額にする」を押すと、その項目の金額が「数量 × 単価」(1円未満は四捨五入)に置き換わります。キャンセル・✕・窓の外を押した時は、何も変わりません。

  • 単価は消費税を含まない額で入れてください。消費税は、シミュレーションの「消費税率」で試算の中で加えます
  • 数量は小数第2位まで、単価は1円以上の整数で入れられます。単位は ㎡・m・ヶ所・基・台・戸・式 から選びます
  • 数量の欄の下の「目安を出す」で数量の基準(外壁の面積・シーリングの長さ・戸数など)を選ぶと、建物の情報から出した数量の目安が出ます。「この数量を使う」で数量の欄に写せます。目安は概算のため、実際の数量と違うことがあります。エレベーターの基数・機械式駐車場の台数は、物件設定の詳細な建物情報に入っている時だけ目安が出ます
  • 数量と単価を入れた後に、費用の欄で金額を手で変えた場合、数量と単価は残り、アイコンが黄色になります(金額と数量×単価が合わない印)。試算は手で入れた金額で計算し、Excel の内訳書には数量と単価を載せません。窓の「数量×単価(○万円)にする」で、金額を数量×単価にできます
  • 「標準データを生成」で作った大規模修繕の工事は、工種ごとの数量と代表単価を持っています(アイコンは青)。この工事に数量と単価を入れると、工種ごとの内訳は外れます
  • 窓で金額を変えた直後は、画面の下に「元に戻す」が数秒出ます。押すと操作の前に戻ります(入力欄の外で Ctrl+Z を押しても戻ります)
  • 数量と単価を入れる前の金額(「標準データを生成」で作った工事は、工種ごとの内訳も)は控えておき、後からでも窓の「数量と単価を入れる前に戻す(○万円)」で、入れる前の状態に戻せます(数量と単価も外れます)

入れた数量と単価は、Excel 出力の様式第4-4号の「数量」「単価」の欄に出ます(金額と数量×単価が合わない工事は空欄)。


プロジェクトの保存

シミュレーション結果はプロジェクトとしてクラウドに保存できます。

  • ヘッダーの「保存」ボタンをクリック
  • プロジェクト名を入力して保存
  • 次回アクセス時にプロジェクト一覧から読み込み可能
  • プロジェクト一覧(「開く」ダイアログ)の各行にマウスを合わせると、鉛筆アイコンから名前の変更ができます

Personal(無料)プランでは保存できるプロジェクトが 1件 に制限されます。複数のシミュレーションシナリオを管理したい場合は Standard 以上のプランをご検討ください。